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2020-05

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日常生活7

2020-05-24 (Sun) 21:46[ 編集 ]
ひまわり子どもの家より


昨日、言葉ではなく態度でというお話をしました。

モンテッソーリ教育では基本的に提供(態度)と言葉がけは同時に行いません。

始めに『見ててね』と言ってから行動(提供)を行います。
これによって見ることに子どもは集中します。
言葉とともに行うとどっちに従えばよいかわからずに注意散漫になります。
『これはこうしてこうしたやるんだよ』と言いながら手を動かすことですね。
年長児ぐらいになるとだいぶわかるようになりますが、
それでも初めてやるお仕事の場合は難しいです。

インファントや年少のお子さんの場合特にそうですね。
ゆっくりとした動作で子どもにわかりやすく見せることで理解しやすくなります。

子どもはやり方を知りたいのです。

例えば家の中で無茶苦茶に散らかしたり、汚したり、物を片さなかったり等、お困りの場合は
『この子はやり方がわからないんだ』ととらえてあげることで、子どものに対して優しい気持ちになれますよね。
『一緒にやろう』と話してやり方を見せてあげてください。
勿論その時の子供の精神状態にもよりますが、お母さまと一緒に何かをやることは子どもにとって楽しいことには違いありません。
正しいやり方を示してあげることはとても重要です。

始めは片付けの9割お母さまがやったとしても、子どもに出来たねと言ってあげることで、少し片づけることを理解すると思います。少しずつ、少しずつ子どもが片付ける割合を増やしていけばよいと思います。
『片付けて奇麗になってうれしい』と子どもが思えるとよいですね。

やり方がわからないのに単に怒られているとしたら、子どもにとっては苦しいだけですよね。

子育ては待ち仕事ですね。
楽しく待てるように各家庭で工夫してみてくださいね。

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